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これからギターを始める方へ♪


ギター誠に大きなお世話的コンテンツではあると思いますが、どのようなものにでもビギナーというのは二種類存在すると思います。一つは「全くこれから始める方」。そしてもう一つは「かつてやっていたが、またこれから始める方」。どちらも、同じビギナーであると思います。で、多くの方がそれを両方とも経験します。まあ、「もう、止ーめた…」という方もいらっしゃるとは思いますが。

私は「またこれから」です。殆どビギナー状態。ギターの弦を抑えれば指は痛いし、セーハ(一本の指で複数の弦を抑える)なんて、腕が攣りそうになるし…。何より悲しいのは、かつてはそれなりに動いていた右手(右利きの場合)が、情けないほどに動かなくなっています。アルペジオもたどたどしく、家の中で外に音が漏れぬようにコッソリと練習しています。まあ、多少はかつてやっていたアドバンテージはありますが、所詮、知識的なものでコードやスケールを思い出す程度です。

全くのビギナーではないですけど…。で、若い方でも、そこそこのお歳で「ギターでも…」と一念発起された方でも、これから味わうであろう難行苦行を多少は既に経験している「第二ビギナー」として、多少お手伝いでもできればと考え、このような「大きなお世話系」コンテンツを作ろうと思いました。まあ、大した内容にはならないと思いますが、「みんなけっこう苦労してんだ」という慰め系&やる気維持系の内容は目指してみたいと思います。決して「傷の舐め合い系」には…。

【最初に頼るべきは教則本】
で、いきなりですが、一部のセンスある方を除いて、ギターはそうそう簡単にマスターできるものではありません。なんせ、構造が単純で、ピアノのように機械的に調律されている楽器ではありませんから。まずは覚えるにしても思い出すにしても、ここは「教科書」としての本を一読するのが一番の方法かと思います。いくつも読む必要はなく、一冊の本、教則本をジックリ読むことで理解も深まると思います。私がかつて読んだのは、個人の好みでブルース系の教則本中心でしたが、これが意外と分かりやすかったりします。自分が読んだ本はもうすでに無くなっていますが、それに近いものを参考までにご紹介します。


【まずは一曲丸ごとマスターしましょう】
ギターを始めると、あれもこれも弾いてみたいと思うものですが、それはいずれ腕が上がればいくらでも楽しめます。まずは、コードストロークだけでも、アルペジオだけでもいいですから、好きな曲を一曲とにかく最初から最後まで譜面を見ないで弾けるように覚えてしまいましょう。色々な曲の美味しいところだけを弾いて楽しんでいると、私のように「イントロ野郎」になってしまいます。一曲通して覚えることでコードチェンジのタイミングやリズムなどが効率よくマスターできます。

メトロノームやリズムボックスなどを最初から用意して、キチンとリズム感を鍛えようとする方がいらっしゃいますが、お勧めできません。機械のリズムに追い立てられるように弾かなければなりませんし、最初からリズムよく弾けるわけがありません。リズムは右手(弦を弾く方の手)のノリでできてきます。カッコよく言えば、練習を重ねるうちに、タドタドしかった右手で、撥ねるようなピッキングやストロークができるようになってきます。いずれバンドデビューってなことになれば、それに備えてリズムボックスのお世話になっても決して遅くないと思います。リズム感は踊るように自然に身に付けましょう。手は練習で動き始めてきます。そのためにも一曲丸ごと、何度でも練習してノリの感覚を体で覚えることが「楽しさ=長続き」につながると思います。

【改めて、最初のギター選びですが…】
ギターこれは、すでにギターを持っている方には不要な事でしょうが、ギターに限らず「楽器は払ったお金を裏切らない」と思っています。もちろん、中古などでの外れはあると思いますが、ビギナーだからといって、あまりにも安いギターで始めるのは「飽きてしまう」一番の原因になると思います。一定レベルのギターで練習していると、最初はペケペケでも、それが次第にまぐれだろうが上手く弦を弾けてバッチリの音が出た時、本当に自分が弾いた音なのかと驚くことがあります。ギターのポテンシャリティーを感じる瞬間です。

とはいえ、これはそれぞれの方の好みや経済的な事情によりますので一概に言えることではないのですが、できれば、ということです。そのためにはやはり、楽器店に直接行って、自分の予算を店員さんに伝え、その範囲内で一番オススメなギターを選ぶのが無難ですね。大きなお世話で金額的な事を言えば、超ビギナーの方でも3万から5万くらい(実売価格)のものを選ばれるのが理想です。腕が上がれば、更によいギターが欲しくなります(この辺はキリがないのですけど…)けど、「上手くなったら」と考えるのも良いのですが、やはり最初とはいえ中古で十分ですから一定レベルのギターを手にされることをオススメします。もちろん、「最初だからこそ、新品」「人の使ったものを使うのはイヤ」というのはもっともなことですので、あくまでもそこは人の自由です。要はコスト・セーブのための一方法ということです。

余談ですが、アコースティックギターはけっこうな価格帯のものでも、新品の時はそのギター本来の音が出るとは限りません(まあ、出ない、と思った方が現実的でしょう)。理由は、「素材である木がまだ振動に慣れていない」「まだ木が水分を含んでいる」等々、いろいろあると思いますが、ある程度弾き込んでるうちに段々と本来の音になって行きます。というより、「良い音になってくる」ということです。これは殆どの方が経験されている事実だと思います。この点も、中古をオススメする理由の一つです。「音を作る」のには少々時間がかかります。既に「アイドリング」の終わったギターでフルスロットル!

【余裕があればミニギターを一本】
ミニギターミニギターと言ってもピンキリです。子供のおもちゃのようなものから、タコマのパプーズのような高級品(高い…)まで様々です。ちなみにパプーズはプロがステージやスタジオで曲のイメージによって使うこともあり、某有名ギタリストがあの名曲「カノン」をこのミニギターで演奏しています。ミニとかリトルとか名前が付いていてもマーチンやテイラーのように高額なものがありますので、それは対象外。そこまでのものは必要ありませんが、1万位でけっこういい音を出してくれるミニギターがあります。

なぜミニギターをオススメするかというと、ギターは木でできていますから狭い部屋での取り回しには気を使います。ぶつけてしまえば即キズが付きます。音に影響がなければまだよいのですが、ペリッなんて行くことも…。で、そういうことが気にならず、気軽に触れるミニギターをそばにおいておけば、すぐにギターに触れます。できればギターのナットからブリッジまでのスケールが55センチ以上、できれば58センチのものが良いですね(ちなみに通常のギターは65センチ前後)。54センチ以下だとレギュラーチューニングが難しく、テンション不足で「音痴君」になりやすいです。私も一本持っています。今はもう手に入らないダルコというブランドで、けっこう造りの良いミニギターです。ソファーの上にでも転がしておいて、気が向いた時に弾いています。ギター上達の秘訣という訳でもありませんが、いつも気軽にギターに触れる環境というのは楽しいですよ。

【ギターの弦は?】
ギター 弦意外と悩むのがこの「弦」です。直接音に関わるものですし、指先にその感触が感じられるものですから。一般的には「ライトゲージ(ゲージとは標準の寸法、規格の意)」でしょうけど、この「ライト」といってもメーカー別にそのゲージの組み合わせが微妙に違ったり、テンション(張りの強さ)も違いますし、また素材によっても違ってきます。有名どこではやはりマーチンかダダリオ、エリクサー、エレキではアーニーボールでしょうか。あと、楽器メーカーが自分のブランドで弦を出していますが、OEMで外部が作ったものですからこれって決め手に欠けます。

「ライトゲージ」より太い(当然張力も大きい)ものに「ミディアムゲージ」「ヘビーゲージ」がありますが、「ヘビーゲージ」はもうあまり見かけません。やはりギターへの負担が大きくなるのでメーカーも推奨はしていませんし。せいぜい「ミディアムゲージ」が限界かと思いますが、弦を太くする目的は音を大きくすることと単純に言っても間違いではないでしょう。もちろん、バンドの音作りで(ライブの場合)アコースティックの音を前に出すとかのアンサンブル的な目的で弦を太くすることもあるでしょうが、生音でやらない限りミキシングで対応する場合が多いと思いますから、「ヘビーゲージ」「ミディアムゲージ」の需要が少なくなっているのだと思います。むしろ、「ライトゲージ」より細めの「カスタムライト」や「エクストラライト」の使用が増えているように思います。あくまでも個人で楽しむということなら、まず「ライトゲージ」の選択が無難かと思います。どこの楽器店でも最初にデフォルトでアコースティックギターに張ってある弦は「ライトゲージ」ですから。ある程度、弾けるようになってから自分の好みを模索してみるというのが間違いのない弦選びだと思います。

ギター弦に関しては、「ゲージ」「素材」「テンション(張力)」「指に伝わる感触」など、好みが様々に分かれますので、ひとつひとつ検証していったらそれだけでサイトが一つできてしまいます。ですからここでは、自分が使っている弦のご紹介ということで。

かつてはあれこれと試しながら使っていましたが、今はもう使う弦が決まっています。ダダリオのライトゲージで、フォスファーです。この弦が経験上、一番品質にばらつきもなく、音も感触も満足のいくものです。ちなみに、弦は「6弦から3弦」までが鉄弦がコイル状に巻かれているラウンド弦になっていますが、これが「フォスファー」「ブロンズ」、最近では「アメリカンブロンズ」なんてのも出てきています。違いは素材の配合とその比率です。どれがいいかは完全に好みです。それほど価格も変わりませんし。私はフォスファーの響きが心地よいのでこのライトゲージ(インチで0.053~0.012)を使っています。ただ、ギター 00000や00などのギターでフィンガーピッキングを楽しむ場合、カスタムライトにゲージを変えて(インチでは0.001しか変わりません。0.052~0.011)、比較的新しいアメリカンブロンズを使っています。理由は、それほどフォスファーの金属的な響きが要りませんし、指の引っかかり具合がちょうどよいので。エレキではアーニーボールのカスタムゲージ(0.046~0.010)で、ニッケル弦です。

このように、弦は「個人の好み」としか言いようがありませんので、色々試して自分の「好み」を探るしかないですね。ちなみに私はコーティング弦は絶対に使いません。長持ちするのはいいけど、高いし、指の感触がヌメッとして、気色悪い。最近、アコギにニッケル弦というのを見かけますが、これはエレアコ用でしょう。ニッケルは「コイル型」のピックアップの音を効率よく捕まえられるようです(エレキはニッケル弦)。面白い音ではありますが、アコースティックギターとしての「生音」は弱い。「ピエゾ」ピックアップは圧力(振動)を電気信号に変えるので、弦を変えても音的にはあまり変わらないように聞こえます。

それから、弦ではありませんが張替の時にペグワインダーがあれば非常に便利です。余った弦も簡単に切れますし。私も一つ持っています。本サイト「とりあえず色々」の「とりあえず弦の巻き方」をご参考ください。大した内容でもありませんが、多少は役に立つ、かな…。



【毎日のギターのメンテナンス】
ギター チューナーギターを弾き始めるときのチューニングもメンテナンスとして考えれば、これはチューナーマシンできまりでしょう。最近ではギーター本体のヘッドに挟んでつけるものや、ホールにとりつけるもの、エレアコではプリアンプのコントロールパネルにチューナーが付いているという便利なものもあります。「俺は耳に自信がある」という方も、周りがうるさいとやりにくいでしょ。私はBOSSのチューナー(右の画像上)を長年愛用しています。オープンチューニングも一発でやってくれるありがたい機能も付いてます。ラインでつなげると、他の音は拾わないのでやりやすい。とりあえずのものであれば、安いものもあります(右の画像下)。

ギターメンテナンス用のグッズは様々にありますが、きれいに保つためとはいえやたらにポリッシュを使うのはオススメできません。ギターの塗装を痛めてしまう場合があるからです。ポリッシュに含まれている研磨剤やウレタン系の成分はあまりギターの塗装によろしいとは言えないようです。頻繁にやることですから極力簡単にしたいですね。ギターを弾き終わった後のメンテナンスはとにかく「拭く」こと。専用のクロスにレモンオイルを適量染み込ませて(十円玉程度に)、ギターに着いた油脂をきれいに拭き取っておきます。あまり、ベトベトオイルをつける必要はありません。軽く。揮発性があり、爽やかなレモンの香りがします。私はズッとこれだけです。ギター レモンオイル


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