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サウンドその12:「アラカン・ギタリスト! 再ビギナー化で苦戦!」



ギターのある生活 不詳、私、アラカンでございます。「アラウンド・還暦:Around Kanreki」、略してアラカンなり! って、どうでもいいんですけど、昔、学生のころ還暦なんて聞くともう相当にオジーサンで、縁側で猫と一緒に日向ぼっこで、お茶でも飲んでいる姿を予定調和的にイメージしたものですが、時代は変わりました。テメエがアラカン(あくまでアラウンドね)になって思うことは、「まだヴァリヴァリじゃねえかよ! いくぜ、 Let's go!(どこへ…)」。ってな感じで、自分が歳取ったなんて全然感じていないですね。少し腰が痛いのと、医者から厳しい健診結果を突きつけられるだけで、後は頭の中身もやりたいこともそれほど変わっていません。趣味の船釣りでは太平洋の荒波をものともせず(こないだ船上で転びました…)、腕は一本しかないけど趣味の腕時計を毎日換えて、ひそかな趣味「日本刀(本身です)」鑑賞で「油錆(錆防止の椿油or丁子油が酸化してしみになる)」を見つけてキャーキャー騒いだり、6気筒エンジンの愛車でハイウェイを安全運転でブッ飛ばしたり、とナーンにも変わっていないのです。

それどころか、長く眠らせていたギターを引っ張り出して、再度渋くブルースでも決めてやろうと弦を張りなおして…。ペケポコ、プン…。ん…。ペケポコ、プン…。オーッ! 弾けんではないかぁぁぁぁ! 指が動かぁぁぁぁぁん、ではないかぁ! ショック…。そうです。ン十年の月日が完全に私の腕(もともと無い)をビギナーに戻していたのです。あの、エリック・クラプトンのフレーズも、ライトニング・ホプキンスの渋いEコード・ブルースもジョン・リー・フッカーの軽妙モダンなバッキングも、神様ロバートジョンソンの…(もういいって)。指が動かないだけではなく、早い話、全て忘れてしまっているのです。コードフォームはかろうじて覚えていても、鳴らない…。俺のギブソンが泣いている…。と、一通り騒いだところで、ハイ、Aはこう、Eはこう、ハイ、アルペジオのお練習。おお、意外と楽しいではないか♪

ということで、再び、ン十年ぶり(まあ、途中、チョコチョコとやってはいましたが)にギターのお稽古。かつてはエレキ中心でしたが、アラカンの身にとってはアコースティックギターの渋い響きがたまらない。胡坐をかいてタブ譜を見ながら弾いていると、ウッ、腰が痛い…、けど楽しい。ってなことで、家族が減って空いた部屋を一つ「ギター専用」のお部屋にして、ギター三昧。かつてしびれたサイモン&ガーファンクルのメロディーをたどたどしく弾いては「お、行けるぞ」って一人で盛り上がったり、エリック・クラプトンのアンプラグドは外せないでしょう、と、無謀にもいきなり「Hey Hey」にチャレンジして指が攣ったり…。腰痛対策に欠かせないサポーターと椅子。タブ譜の0と6と8の区別がつかなくなってもそこはテキトー精神でペケポコ、プン…。指先の痛みに耐えながら、時々フリーズする右手を叱咤激励しながら繰り返し繰り返し弾き続ける…。おー、楽しくなってきた…。

てなことで、アラカン(あくまでアラウンドね)がギブソン抱えて、音が人に聞こえぬよう部屋の雨戸を閉めてヒッソリと熱い思いでギターをかき鳴らしております。ペケポコ、プン…。下手な自分にムカつきながら頑張っております。でも、難行苦行しているわけではないのです。ギターに限ったことじゃないですけど、練習を続ければ必ず「弾ける」ようになるのです。これは間違いありません。まあ、多少の上達の差はありますけど、ゴールなんてある訳じゃなし、練習自体が楽しいですよ。まぐれで、それまで弾けなかったフレーズが一発で決まった時、「やっぱ、俺、うめぇんじゃないの」なんて悦に入っています。いいんです、誰もいないところで練習していますから。別に誰かに聞かせたい、見せたいとかではなく(それも楽しいでしょうけど)一人で楽しめるのがこのギターのいいところ。まあ、趣味なんてそんなものでしょうけど。

で、アラカンの御同輩、ギターって事だけではないのですが、もう一度ビギナーから楽しめることを始めて見ませんか。これが意外と楽しい。ピアノでも、釣りでも、英会話でも、手品でも、刺繡でも、料理でも、何でもいいですから試しに始めて見てください。最初はちょっと「ショック…」なんて、ナマッた腕に落ち込むかもしれませんけど、次第に楽しくなってきますよ。そうです、「もう一度、楽しめるのです」。全く初めてのことだっていいじゃないですか。そういえば最近、ロータス・エリーゼや(今の)86やロードスター、マスタングなんかに乗っている頭の白いオッサンをよく見かけますが、同じことなのでしょう。多分、楽しくてしょうがないと思いますよ。で、私も楽しくて、こんなサイトを立ち上げてみました。ノリです。

本サイトを制作する時、最初は「アラカン・ギタリスト」ってタイトルのサイトにしようかと思ったのですが、それだといきなり際物サイトになりそうなので、広く、ビギナーの方たちとも歳を隔てず楽しめるサイトを「作りたいなー」って感じで立ち上げました。特に新しい情報があるかどうかは知りません。あくまでも自分の経験で作り上げるサイトです。なんか、サイトプロフィールの「ご挨拶」のような言い回しになりますけど、先日、ちょっと古いギターを直しに、ン十年ぶりに「リペアショップ」に行ったら、あまりにも楽しい景色(ギターがいっぱい、って、当たり前か…)、ちょうど同い年位の社長と、あれやこれや話し込んでしまいました。営業妨害ですな。で、お見積もりを見て「ちょっと、マケて。お願い」なんて、ダメ元で言ってみると気持ちよく(じゃないと思うけど…)マケてくださいました。楽しいんです、何もかもが。アラカン故の楽しみとは申しませんが、何かを始めるのは楽しいことです。まずは、ペケポコ、プン…、で始めてみましょう。大きなお世話のご提案、承知の介(古…)。

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