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サウンドその17:「修練、修練、また修練… 練習、練習、また練習… すると…」



ギターのある生活 えー、「山籠もり」じゃなくて「自宅合宿」の効果が多少はあったのか、まだヘタッピーですが、左手の指の先はけっこう固くなりました。ある程度集中して練習できたことで、昔ほどではないにしても、何とか「演奏」らしく聞こえるように指が動くようにはなったような気が…。しかし、経年劣化か、加齢劣化か、指先とはいえこれも運動能力ですから、そりゃ衰えるのも仕方がないと割り切って、「先は長い」のですから、それなりのペースでギターを楽しんでいこうと考えております。

今は気持ちばかりが先走って、コールタールのプールで泳いでいるような状態。なんともまだるっこしいのですが、それは受け入れていくしかありません。かつてはエリック・クラプトンのクロスロードをフルコピーして遊んだり、ジョン・リー・フッカーのあのグルービーなバッキングのリズムを真似たり、ライトニング・ホプキンスの渋いフレーズを真似たり、仲間と集まってジャム(食べるやつじゃないよ)を楽しんだりとギターで(アコギでもエレキでも)散々遊びまくったのですが、今は一人ギターを抱えて、ポコペケプン、ブィーン、ブヒ…。修行僧のようにストイックな日々…。もう少しは上手く弾けると思って再度始めたギターですけど、自転車のようにまたすぐに乗れるような単純なものではなかったわけです。

ここは「現実」と仲良くして、日々の生活の中で時間を見つけては少しづつ練習し、その練習そのものを楽しんでいくという、殊勝な気持ちにチェンジです。それでいいのです。時々、自分が何を弾いているのか、これは何拍子の曲なのか分からなくなったり(譜面通りになかなか弾けない…)、次のフレーズを思い出すまでにしばし固まってしまうのも、楽しい練習です。クソッ…。

ちなみにタイトルに掲げた「修練、修練、また修練」というのは、私の短いサラリーマン生活の若いころ、けっこう上の年代の人が飲み屋で酔っぱらうと唱和していた言葉ですが、もちろんジョークのひとつなのでしょうけど、つまりは昔のサラリーマンの古典的な「自己向上」のための掛け声みたいなものなのでしょう。今でもこんな掛け声、残っているのでしょうかね…? で、この「修練」、ひっくり返すと「練習(字は違うけど)」です。「習練」なんて言葉もありますが、これは繰り返し練習をするとの意味で、取って付けたような「当たり前の」言い方になりますけど、やはり、何事も向上したければこの「練習」の繰り返しでしょう。スポーツなども練習しないで上手くなるなど、あり得ないことです。

ちなみに、運動の上達にはある共通の「上昇曲線」があって、練習を続けていると上達するのはするのですが、その「練習と上達」との関係は「正比例の上昇」を描く線ではなく、「階段」のような形で、全体で見れば上昇していくのですが、その時々に「なかなか上達しない踊り場」のような状態が続くことがあります。私、一応「教育学部」の出身なのですけど、これは今でも変わらぬものであると考えます。例えば、バスケットのフリースローを練習していると、最初は当然、なかなか入りません。そのうちに10本の内数本は入るようになります。で、その数本入る状態が長く続いて、いわゆる、一見「伸び悩み」のような状態になります。これが「上達の踊り場」のようなもので、ここで、挫折するとあとはありませんが、そこでへこたれずに練習を続けていると、ある時、10本のうち半分以上が入るようになります。上達した瞬間です。しかし、また再び「踊り場」で伸び悩み、それを何度も乗り越え続ければ、百発百中まで上達できる可能性があります。これは、あらゆる「練習と上達」との普遍的な関係だと思います。

ハイ、で、ギターもそのはずなんです。最も今は、悔しいですけど、経年劣化した運動能力のリハビリという要素もありますから、単純に練習によって上達、ってなわけにもいかないかもしれませんが、「続けて練習」していれば、いつかは必ず「それができるようになる」というのは、絶対に信じてもいいことです。下手をしたら学校の先生になっていたかもしれない私が言うのですから、間違いありません。え…、だから信用できないって…。まあ、それは置いといて、上達の速度に個人差はあるとしても、必ずこれは経験できることです。昔はできたのですが、今はセーハのフォームからハイフレットにセーハのフォームのまま移動してそこから遥か3フレット先の弦を小指でプリングオフ(引っかけるように弦を弾いて離す)させ、次に…、なんてこと、「できねーよ!(昔はできた…)」と思っていたのですが、指が攣るのを我慢しながら何度かそこだけ集中してやっていると、ありゃま…、できちゃいました。まだ、全体の曲の流れの中でできるまでには至っていませんが、部分的にさえできなかったことが、何とかできるようになりました。これはウレシー!

やはり、あまり面白くもない事実ですが、「練習、練習、また練習」あるのみですね。上達したい気持ちがあれば「練習はそれを裏切らない」って、なんか精神論っぽくなっちゃいますが、軽く鼻歌まじりにフンフン♪てなもんで上手くなることはありませんね(一部の天才は知らんけど)。

そうです…(何が…?)。「千里の道も一歩から」、「愚公、山を移す」、「叩けよ、さらば開かれん」、「乾坤一擲」、「チリも積もれば山となる」、「せめて一振、蟷螂の斧」、「人生、塞翁が馬」、「天網恢恢疎にして漏らさず」、「立って半畳、寝て一畳」、「当たって砕けろ」、「朝三暮四」、「猫にコンバンワ」、「豚に新宿」、「タコに壺」…。何を考えているのか分からなくなりましたが、とにかく「練習」あるのみです。

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