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サウンドその32:「痛て… やっぱりね、腱鞘炎になると思った…」



ギターのある生活 数日前から、朝起きた時に何となく指の張りとというか違和感を感じていたのですが、ある朝、朝食の野菜ジュースを飲もうとグラスを持った時に、ちょっと親指に「痛…」てな感じが…。ハイ、多分、予想はしていましたがどうやら「腱鞘炎」っぽいです。一般的な解説として、「腱鞘炎」ってのは、骨と筋肉をつなげる、繊維性の結合組織である「腱(けん)」を複数納めている「腱鞘(腱の鞘『さや』です)」が何らかの理由で炎症を起こすことのようです。腱は腕から指まで束状に何本も通っていて、腱の働きで指の曲げ伸ばしができるわけです。しかし、その腱を束ねている「腱鞘」が炎症を起こして腫れてしまうと、当然、その中を腱が動くときに痛みを伴ってしまいます。痛む場所は「指」「手首」「腕」など様々ですが、その原因は単純に言うと「筋肉の使い過ぎ」です。

「腱鞘炎」の一番の治療法は「しばらく手や腕を休ませること」。私はこれで腱鞘炎になるのは3回目です。昔はものを書くのにキーボード(タイプライターはあった)なんてありませんから、ペンで書きますが、大学で卒論を書いている時にやってしまいました。なんせ私、筆圧が高いので、すぐに万年筆の先を広げてダメにしてしまうし、シャープペン(鉛筆でも)の芯をポキポキ折ってしまいます。細筆で字を書いてもサインペンで書いたみたいになるし、これはもう生まれつきの癖ですね。で、提出期限が迫ってケツに火がついて書き始めたものですから、毎日朝から晩まで原稿用紙に書き続けていると、ハイ、ついに指が痛くなり、かなり苦しみました。最後はペンを包帯で指に巻き付けて、ヒーヒー言いながら提出の期限ぎりぎりに何とか間に合わせましたが、しばらくは右手が痛くて痛くて、治るまでにけっこう時間がかかりましたね。

2度目は社会人になってからしばらくのころです。フリーランスで飯を食っていましたので、商品となる原稿や企画書を作成しなければならないのですが、そのころはもうキーボードでワープロというスタイルですから、筆圧の高い癖故の「辛さ」からは解放されていましたが、仕事の量というものはこちらの都合に合わせてくれるということはなく、一気に来るときは来ます。で、徹夜続きでキーボードを叩き続けている時に、また痛くなりました。キーボードでもなるのです。それまでは指が痛くなるたびに手をお湯につけて温めていましたが、どうもこれは間違いだったようで、腱鞘炎は「炎症」ですから「冷やす」のが正しいようです。幸いに、それほどには重症化しませんでしたが、酷くなると手術が必要な場合もあるそうです。たまに「バネ指」という、指が曲がりにくくなる症状の方がいますが、これも腱鞘炎が原因のようです。

で、今回はギターの練習でやってしまったようです。昔もけっこうギターを弾いてはいたのですが、アコースティックギターのフィンガーピッキングでこれだけ弾いたことはなかったと思います。若い頃はエレキ中心でピック弾きです。アコギとエレキでは弦のテンションも違いますし、大きな音を出そうとすれば電気で何とかなるエレキと違って、アコギでは強く弾かなければなりません。しかも、意外と左手の小指が「忙しい」のです。テンションの強いアコギの弦をアチコチ動かして抑えなければなりません。曲によっては小指でのセーハも…。これほど小指をコキ使ったことはありません。で、私はピックを使わない「肉球奏法」専門なので、手で弦を掴むようにして、弦を横にではなく縦に引っ掛けるようにして弾きます。これがけっこう親指に力が入ります。

結果、左手の親指と小指、右手の親指がイテテ状態です。左手の親指は小指に力を入れる時巻き添えで力が入ってしまうのでしょう(かな…?)。あと両方の手の甲も張って、ちょっと痛い…。アラカンオヤジが張り切って練習するのはいいのですが、もう半世紀以上も使ってきた「腱鞘」ですから、経年劣化で古くなっているのでしょう。自動車の部品みたいに交換するわけにもいきませんし…。まあ、結局、手を冷やして、冷湿布をして、しばらくはギターの練習を休む、ということしかないでしょう。それはそうなんでしょうが、これがつまらない…。少し休んで「もう大丈夫かな…」なんて弾いてみると、まだイテテ…。

「やっぱりねっ…」って、「腱鞘炎」になったことに意外感はありません。残念ながら少々くたびれた手指を駆使するわけですから、「ナントやらも休み休み」楽しみましょう。ギターは逃げません。

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