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サウンドその35:「なに、40歳で始めるギターとな! アラカンでも行けまっせ!」



ギターのある生活 朝は、コーヒーを飲みながら、新聞の隅から隅までに目を通す時間から始まります。日曜日は書評など読んで面白そうな本についての情報を仕入れます。で、書評ではないのですが、本の広告で「40歳からのハローギター 」なる文字が目に入ってきました。「なに、40歳でギター…!」。何をおっしゃるウサギさん、40歳などアラカンオヤジから見れば堂々たるヤングではないか! 「ウヌ、猪口才な!」って、対抗心出してどうする…。ってな気分で、爽やかな休日の朝を楽しんでいます(どこが)。

アラカンになって、少々、指が早く動かなくなって、譜面を覚えるのが面倒にはなってきていますが、ここからでもギターは始められまっせ! まあ、私個人のことで言えば、アラカンになって初めて始めた訳ではないので偉そうには言えないのですが、実は良いサンプルがあるのです(何の…)。皆さま、歳に関係なく、自分の趣味を楽しむのに、配偶者からの冷たい視線からどう逃れるか、少なからず苦心されているものと思います。ハイ、私は趣味爆裂で、散々、散財(無駄遣いとも言います)してまいりました。また、一人でスキップスキップてなもんで楽しんでいる時、背中から冷たい視線が突き刺さってきます。気のせいなどではありません。家人の「一人だけで好き勝手に楽しんでんじゃねーよ!」ビームが飛んでくるのです。恐ろしい…。

まあ、てなことはアチコチで起こっていると思いますが、今、再びギターを楽しみ始め、同じようなビームを浴びせられそうな雰囲気の中で、家庭円満、家内安全、世界平和のために得意の「ミイラ獲りをミイラに」戦略を発動しました。ゴルフや釣りの時もそうでしたが、自分の趣味に巻き込んでしまうのです。「権兵衛が種播きゃ、カラスがほじくる」戦略とも言います。そうです。家人にギターを教え込んだのです。この一手を打つ時は、テキトーにやってはいけません。誠心誠意やらなければ効果がありません。自分の大事なギターの中から「惜しい…」と思うものを贈与しなければなりません。私の思い出が染み込んだ「モーリスW100(?)」を差し出し、まずは簡単なコードを教えます。自分自身の手で「エッ、これって、私が弾いた音…」と思わせる妙なる響きをまず経験させるのです。そこに興味を持たせることができれば、あとはズルッと引き込めます。釣りの時も、まずボートでのキス釣り(まあ、誰でも釣れる)で、虫餌を付けてやり、自分の大切な竿とリールを贈与し、まず魚の引きを堪能させれば後はキャーキャーと勝手に楽しみ始めます。

家人は当然ながら、アラカンです(私より年上)。惜しいと思いつつモーリスを差し出したのですが、何と生意気、というか不満をおっしゃるに、「指が痛くなる」とか…。それは最初にくぐらなくてはならない関門なのです。まあ、昔のギターはやや弦高が高めのギターが多いので、多少は無理からぬか、と、今度はコレクションで保存しておこうと思っていた「YAMAHA プロトL3…(?)」を、弦を細いものに換え、サドルを削って弦高調整し、これまた惜しいのを堪えて提供します。これ、マホガニーがけっこう乾いてボディも軽く、弾きやすくて良く響くギターなのです。まあ、指が痛いのは多少軽減はできますが、とにかくスリーコードでのアルペジオを何とか弾けるようになれば、楽しくはなります(なる筈です)。そのためにも良い響きのギターでないとダメなのです。

ハイ、ミイラになりました。学生時代に、マンドリンをやっていたようですが、まあ、アコースティックギターは(ド)素人です。しかし、半年もするとインストルメンタルに挑戦し始め、今や何とか「弾いているらしい」レベルにまで来ています。さらにミイラにするために、「もしもう少し上手く弾きこなせるようになったら、トリプルOサイズのギターでも進呈しようか」と、冗談のつもりで言うと、どうも「本気」で私の「S.ヤイリ YO-45」を狙っているようです。映画の「ハンナプトラ(見たことあります?)」のように、ミイラに襲われるような気分です。

まあ、とはいえ、アラカン夫婦で今更ノロケなどありませんが、同じ趣味を楽しめるというのは悪くないことです。私にとっても「教える」ことで、色々思い出したりすることもありますし、自分がギターを楽しむモチベーションにもなります。40歳でも結構ですが、アラカンこそギターに手を出して楽しみましょう。うちの家人でもある程度のレベルまでは行けそうです。私より上手くなることは無いでしょうが(それだけは手段を選ばずに阻止します。釣りで私より釣った時のあの高目線…)、今では3フレットまでの安全地帯ではなく、ギターのネック付近のフレットまで使って弾いています。まあ、練習すれば上手くなっていくのは当然です。アラカンでもギター、行けまっせ!

ちなみに「40歳からのハローギター 」って本、アマゾンで探してみたら「なか見(本の内容の一部を見せてくれる)」ができる本だったので目次を見てみるとそこに「何故、ギターは増えていくのか?」ってのがありました。笑うしかないですね。ハイ、どうもそうなるみたいです。色々な「音」「響き」を楽しんでみたくなるのですよ。私は「もうギターは増やしません」宣言をしていますが、あくまでもそれは「多分」でして…。もし「S.ヤイリ YO-45」を奪われるようなことがあれば…。

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