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サウンドその6:「あ~る日突然♪ 明日に架ける橋」



ギターのある生活 「C→F→G」のスリーコードのチェンジを淡々と練習しています。ストロークでも、アルペジオでもスリーフィンガーでもスムーズにいくように…。もちろん、なかなかいきません。まあ、多少の進歩と言えば左手の人差し指があまり攣らなくなったことくらいでしょうか。相変わらずCからFにコードフォームを移すところでモタツキます。その頃には、指や体が慣れたというか、ギターを練習するのが楽しくなってきています。最初は体全体が緊張して、ギターを練習するとすぐにヘバるというか、体が筋肉痛でピキピキになっていましたが、今はそれなりに馴染んでしまいました。

自分の拙い経験からですが、初めてギターを練習するとき、胡坐をかいてギターを抱え込み、目の前の教則本や譜面をかがみこむようにして見ていると思います。私もそうでした。すると、腰の左の辺りが痛くなってきます。これは、プロの方も言っていますが、座ってギターを弾くのは腰痛のもとである、とか。高い椅子に座って、ギターを乗せる足(右利きなら右足)を踏み台(そういや、そんなの売っていますね)の上にのせてリラックスした格好で弾くのが良いとか。とはいえ、プロじゃあるまいし、やはり適当に座り込んで引いてしまいます。ただ、座布団を数枚敷いて腰の位置を少しでも高くし、できるだけギターの胴を右腕の下の方に抱えるようにすると多少は腰痛も軽くなります。若いとはいえ、体の固さはどうしようもありません。

今になって思うのですが(今の再ビギナーでもそう)、どうしても左手のフォームを見るためにギターが斜め上を向いて、顔が自然と左を向き、抱えているギターの胴が前に出てきます。この姿勢でやっていると一発で腰が痛くなります、ハイ。最初はどうしてもギターの指板を見てしまうんですよね。で、だんだんギターを体の前に抱えるような姿勢になってくる、と。要するに左へ不自然に体を捻っている姿勢のままになってしまいます。まあ、慣れるまでは仕方がないとはいえできるだけギターのネックが前方に出るくらいの姿勢でギターを抱えれば、楽な姿勢になります。左手の指板を見てしまうのは、これは当面、仕方がないですね。練習で感覚をつかむまでは。

で、そのことが意外と楽にコードフォームを作るのに役立ちます。セーハのコツについてはいろんな人が色々な方法を考えられていますので、それは各自参考にすればよいとして、私が最初にギターを弾き始めたころはそんな「セーハのコツ」なんて教えてくれる人はいませんでした。とにかく繰り返し練習するしかありません。で、その「ギターを練習する姿勢」がセーハを楽にするのに意外と役立ったようなのです。つまり、ギターの胴を挟んでいる右腕(右の体側)を引き気味にするとギターのネック側は前方に出てきます。すると、それを掴んでいる左手も自然と前に出ますが、そうすれば左手の「甲」を前に向けないと弾きにくい、ということになります。左手の「甲」を立てるといってもいいでしょうか。この形になると、ギターの指板と左手の人差し指とが均等に触れて、6本の弦をこれまた均等の力で押さえられるようになります(すぐには無理ですけど)。

ホント、ある日、です。スッとCからFのコードにスムーズに左指が動きました。音も引っかかりなくちゃんと出ました。えっ…! 「あ~る日突然♪」です。もちろん100%上手くいくわけではないですけど、無理だと思っていたFのコードが抑えられるようになったのです。腰痛防止のためギターを弾く姿勢が良くなったからでしょうか。前述の理屈でそれもあると思います。しかし、要は単純に練習の成果であるということです。「叩けよ、されば」開かれました。ちなみに、私が好きなプロ野球チームの2軍宿舎の入り口にこんな張り紙があるそうです。「練習は不可能を可能にする」。まさに。しかも、スポーツや演奏など、フィジカルな技術の修得は、練習を続けているとある日突然「上手く」なる「階段型」の進歩だそうです。練習してもうまくいかない時期が続いて、それがある日突然(のように)できるようになる、ということでしょう。ホント、あれだけ苦労していたFのコードフォームが、ある日突然できるようになったのです。ギターがますます面白く、楽しくなってきました。ハイ、まさに「明日にかける橋(ブリッジ)」です。と無理やりのこじつけで本記事は終わり。

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