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ギター上達への王道は無し ですが…


アコースティックギター アコースティックギター、エレキギターをどれくらいの期間弾いてきたでしょうか。若いころはけっこうのめり込んで、あれやこれやと楽しんでいましたが、トータルでいけばエレキギターを楽しんでいた期間が長いでしょうね。両方合わせて十数年は弾いてきたわけで、かつてはそれなりに弾けていた時期もありました。で、今現在アラカンオヤジになって再度ギターを楽しもうとまずアコースティックギターを手にしましたが、もはやかつて練習してきた蓄積など何も残っていないことに気づかされ、また気持ちよく0からやり直し…。左指の押弦で指先の苦痛に耐える日々からスタートです。で、何とかその痛みに慣れ、指先もそれなりに固くはなってきましたが、若いころほど素早く指先は動きませんし、もともと悪かったリズム感と音感が、長いブランクの間に磨きがかかって、スッカリ脳みその中から消えております。何から何まで、0、いえ、マイナスからのスタートで、これがまた新たな楽しさを覚えさせてくれます。最初は基本的なコードすら押さえられず、たどたどしい右手の動きでポコプクペン♪な日々でしたが、まあ何とか、クラプトンのアンプラグドの何曲かを、途中まだ詰まりますが、コピーして楽しめるところまでは来ました。ヤレヤレ…。

とまあ、そんな感じで日々、ギターの修練に励んでいるわけですが、つくづく、このギターという楽器に限らないのでしょうが、持って生まれた色々な才能というものはけっこう不公平なものだな、と改めて思います。昔のことですが、アメリカはボストンのバークリー(Berklee College of Music)に留学してプロを目指していたやつがいましたけど、まあ、何というか、膝を揃えて拝聴というようなギター演奏を毎回見せつけられ、どうやったらあそこまでになれるのかと妬ましい(狭い)気持ちで、我が身の才能の無さを噛みしめていました。が、自分は別にプロを目指しているわけではないので、楽しけりゃいいやって開き直っていましたけど。それにしても「才能」というやつは、公平などとは程遠いものだな、と…。まあ、そのバークリーでギターを学んだやつも、プロになったような気配もないので、あそこまで上手いやつでも、その道でやっていくのはとんでもない競争の世界なのでしょう。

アコースティックギター で、前置きが長くなりましたが、先天的な「才能」に恵まれた方々も、恵まれなかった多くの方々も、プロを目指そうが、趣味として楽しもうが、そのレベルは違えど「上手くなるため」にはまず「練習&練習」なのですが、改めて思うに、一朝一夕に上達するといったような方法はなく、「ギター上達への王道は無し」、です。まあ、ギターに限ったことではないのですが、好みのジャンルは違えど、「地道」という、なんとも地味な事を繰り返していくしかないのです。ちょっと、オッサン臭い言い方ですけど、オッサンですから…。とは言え、その「上達」を少しばかり「早める」「効率的にする」練習方法が無いものかと、色々試行錯誤したり、調べたりしてみました。すると、ギター教室を主宰している人や、ギター教則本を書いている人や、プロの人などの言葉の中に共通する「上達への方法」があるではないですか。それは、ハッキリとした「このような方法」というメソッドではないのですが、同じようなアドバイスがあるのです。

それは「ゆっくりと弾くこと」です。「なーんだ、そんなこと…」なんて思わないでください。例えば、あるギター教室ではメトロノームを使い、テンポを四分の一まで遅くして、それで何度も練習することを基本としているようです。また、ギター教則本やYouTubeでおなじみの打田十紀夫も「まずはゆっくりと、音をしっかり出して練習してください」とおっしゃってます。で、早速それを実践してみるのですが、速度を落とすとは言ってもメトロノームを使用するのは勘弁してくださいです。確かにその方がリズムをキープするためには正しい方法なのでしょうが、試しにやってみてください。あの、振り子のリズムとチーンとくる拍子の区切りに追われながら弾く難行苦行を…。私、ダメです。昔、みんなで縄跳びをしていた時に、その中に入るタイミングをなかなかつかめずに、結局は紐に絡んでしまうという心境に似ています。もちろん、できる人はメトロノームでもリズムボックスでも利用してください。私は使いませんし、人にお勧めはしません。理由は一応ありますよ。特にブルースなんですけど、あれは独特の間というか、展開を持った音楽だと思っていますので、メトロノームに追われて弾いていると、チャップリンのモダンタイムス(古…)のように流れ作業で延々と仕事をさせられているような気になるのです。面白くない!

メトロノーム使用の有無は置いといて、とにかく「ゆっくりと、しっかり音を出して弾く」ことが、上達に一番役立つ練習法じゃないでしょうか。ゆっくりと弾くのってけっこう難しいかも、ですよ。1曲を通してゆっくり弾くとなれば、かなり地味な練習方法で、もしかしたら苦痛かも。いえ、実際、苦痛とまではいかなくても、少なからずの我慢が必要な練習方法です。実際、私個人の経験としては、ブルースは独特のトリッキーともいえるフレーズの中でリズムをキープしなければならず、そのランニング・ベースとフレーズとの兼ね合いが難しい…。最初、クラプトン風の"Hey Hey"をコピーしていた時、どうにもリズムが上手く合わない。で、半分くらいの速さの感じで何度もゆっくりと弾いていると、あら不思議、何とか弾けるようになりました。ただ弾いていると、けっこう知らないうちに弾くスピードが速くなって、上手く弾けない箇所があちこちに出てきます。ゆっくりと通して弾いてみるとそうした箇所がつながり始めてきます。

ほんのちょっとしたことですが、この「ゆっくりと弾く」はギターの練習で結構効果的ではないかと思います。まあ、考えてみれば、いきなり早く弾けるほどの腕なんてないのですから、まずはゆっくりと弾くのが普通だとは思いますけど、意識してそれを「練習法」とすることは意外となかったような…。すぐに、早くカッコよく弾くことを目指しているのですよ、無意識のうちに。「早く弾けること=上手い」なんてことが頭にあるのでしょうね。アラカンオヤジの手はもう若いころほどは早く動かないので、ギターの弦をしっかりと一音一音弾いて「イナたい(この意味が分かる人はブルース好き)」ギターの響きを楽しみましょう。

ということで、このコンテンツはお役に立ったでしょうか? え…、やはり、もう他のサイトへお飛びになられているとか…。

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