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ヤフオクでギターを買うときには…


ヤフオク ロゴ
何ともダイレクトなタイトルで、何やら特別な情報でもありそうな誤解を与えてしまいそうですが、申し訳ありませんが違います。あくまでも私がヤフオクで数百回落札してきた中で色々経験したことをギターに当てはめて書いてみようと思っているだけです。もちろん、ギターも何本かは落札したことはあります。私は落札専門で、出品はしたことがありませんので、あくまでも落札者としての立場から、「こんなことに注意した方がいいですよ」ってなことをまとめてみようと思っています。どうしても、注意事項が中心になりますのでややネガティブな感のある内容になるかもしれませんが、あくまでも落札者側の利益になるということで、もし関係者の方がご覧になったとしても、ご容赦願います。

ヤフオクでは自動車の部品や腕時計、釣り道具やパソコンなど、長年に渡って利用していますが、これまでに大きなトラブルに見舞われたことはありません。まあ、あくまでもお金を介した取引になりますから、多少は不愉快な思いをすることは正直言ってない訳ではないですけど、おおむね結果的には満足な取引ができています。で、それをギターに特化して、特に「ここには注意した方がいいよ」ってことをまとめてみたいと思います。基本的には個人の取引ですから、結果は「個人責任」となりますが、事前に注意しておけば特段の問題も起きることはないと思いますのでご参考までに。

【画像で見る商品はきれいに見える】
これは、商品を売ろうとする人の写真の腕にもよりますが、今は殆どデジカメでしょうから、撮影した写真はまず「キレイ」に見えます。なんせ画像がピクセル単位ですから、拡大してみても四角いピクセルが集まっている画像になるだけでアナログと違って「拡大して確認」というのに限界があります。デジタルですから、特に小さな傷は見えないことが多いです。出品者がそれを高解像度のカメラで拡大して撮影した画像を添えてくれている場合もありますが、それは高額な商品の場合とか、稀な対応と思った方がいいです。ヤフオクの画像で見たらきれいだったのに、届いた商品は愕然とするくらい汚かったということは(けっこう)あり得ます。まずそのことを事前に理解しておきましょう。画像の映り具合だけで判断するのはまずガッカリする結果になるかもしれません。特に年代物の中古を買うときは。

【気になることがあったら質問欄から遠慮なく確認しましょう】
キズ等で気になる所があったら遠慮なく質問欄から出品者に質問しましょう。答えてもらえなければ、そこに不都合があると思っていいかと思います。「質問」は出品者が答えなければ「公開」されませんから、答えにくいことを聞いてしまったと思った方が自分の利益になります。入札を控えることを考えましょう。まあ、先方が面倒くさいとか忙しいで答えない場合もありますが、これも出品者(物を売る側)としては失格です。あまり良いことではありません。

事実、「専門リペアマンに調整してもらっています」と書いてあったもので、「どことどこを調整したのか」確認しようと質問したら、ナシの礫でした。ギターの調整なんて一言で言えるようなもんではありません。ネックの調整(捻じれも含め)やら、ナットブリッジの交換、割れの問題、フレットの減り(片減りとか)、指板の傷、ネック裏のキズ、ブレーシングの剥がれ等々。出品者には手間でしょうが、ここは大事なところですから、キチンとやり取りできない出品者は一応怪しんでみましょう。中には「分かりません」と素人的な態度で対応する方もいますが、自分の売ろうとする商品を知らないなんて、それは「物を売る資格」が無いですよ。代理出品であっても。
ヤフオク 出品
【あまりにも広告的で、煽情的な商品説明には一応用心しましょう】
まあ、商売ですから「売り物」である「出品物」をできるだけ良い品に見せようとするのは当然かと思いますが、どこかの通販サイトからコピペしてきたような煽情的な宣伝文句には一応、眉に唾でもつけてみましょう。「奇跡的なコンディション!」「もう二度と出品は無いでしょう!」「これを逃すともう入手は困難です!」「日本に数台の!」「激鳴り!」「鈴鳴り!」「限定!」「あの…!」とかとか…。安っぽいチラシでも使わないようなコピーが並んでいるのは興醒めです。商品を探している者が欲しいのは「正確な商品情報」です。「空飛ぶギター!」なんて探していませんから。中にはマジで毎度同じような商品画像、紹介・宣伝をコピペしている方もいますので、この辺りは一応のご用心を。

【できるだけその商品に関する情報は自分でも集めましょう】
ヤフオクではよく「一目惚れ」してしまう出品物がありますが、そこはグッとこらえて、その商品の情報を改めて集めましょう。一目惚れしてしまうということは、その商品の情報を自分が殆ど持っていないという場合もありますから。一応、その商品の機種名をWEB検索にかけて片っ端から情報を集めてみましょう。意外とお店で買った方が安いような商品もあります。それに、これは絶対ではないのですが、その商品に関しての「ヤフオク」での過去の取引実績が情報として取れる場合があります。かつてヤフオクで落とされたものが転売されていただけということもあります。これは「せどり」と見てほぼ間違いないでしょうけど、一度落としたものを調整なりして売るのなら分かりますが、そのまま横へポイッてのもありますから、これも手間を惜しまずに情報を取りましょう。基本的に「せどり」は嫌われています。

※「せどり」について
せどり イメージ これは「背取り」と書くらしく、古本屋仲間の店頭から本を転売目的で抜いて買うことを指す言葉のようで、これ自体には別に怪しい意味はないようです。で、ヤフオクで「せどり」と言った場合、簡単に言えば、ある商品を安く落札して、それに利益を乗せ、出品するということです。これ自体商行為として特段怪しいものでもないと思われるでしょうが、販売目的で商品を仕入れてそれを販売するには「古物商」の免許が必要です。不用品を処分するためにヤフオクを利用するのは問題ありませんが、古物商は「盗難品」の出所を特定するための法律ですから、無免許で、商売として「せどり」をやるのはグレーです(というか×)。しかし、多くの場合「古物商」の免許などは持っていないでしょう。私もかつて、別の事業で免許の申請をしたことがありますが面倒くさいことこの上ない。とはいえ、警察がインターネット上で積極的に「古物商違反」を取り締まることはありません。キリがないからでしょう。時々「見せしめ的」にはやりますが。

【ノークレーム、ノーリターンは違法では?】
ヤフオクの出品者は必ずこの「ノークレーム、ノーリターン(文句を言いうな、返品は受け付けない)」を要求してきますが、これって「消費者保護」の観点から言ったら、違法では? と思うのですが、法律用語として「瑕疵担保責任の放棄」という言葉があります。ケースとして簡単に言えば、物を買った時にレシートをもらいますが、それを捨ててしまった後、買った商品に瑕疵(包装紙が破れていたとか)が見つかっても、その商品をその店から買ったという証拠を自ら捨ててしまっていますから証明ができず、形としては瑕疵担保責任を販売者に求めることができません。

これと同じようなもので、出品者は建前上「この商品にはこういう問題があり、中古品ですからキズはあります」ってな感じで画像を提示しています。落札者はそれを了解して入札するわけですから基本的に納得づくということになります。ですから、後で「キズが」とはいえません。たとえそれが少々大きかろうと。ただ、明らかに出品者が嘘の情報を言っていたか、もしくは意図的に隠していた場合、それは「詐欺」です。面倒くさくても、泣き寝入りは止めましょう。まあ、現実にはよほどの高額商品でない限り、法的な対抗処置に訴えるということはあまりないでしょうけど。これを防ぐには前述のように積極的に「質問」をして「納得」してから、という姿勢が一番です。

【できるだけ専用ハードケース付きの商品を】
00スタイルギター ハードケース これは多くの場合は大丈夫だと思いますけど、汎用品のハードケースの場合、隙間が大きすぎて、ギターがハードケースにフィットしていない場合があります。また、そこに遊びが多いと発送の際の事故(破損)につながることもあります。ハードケースが無い場合もありますが、その場合宅配業者の中には引き取りを拒否するところもあるようです。輸送中の事故に責任が取れないということでしょうね。その場合保険という手もありますが当然お金がかかります。

標準的な形状のギターの場合はけっこう汎用品でもピッタリのものがありますが、パーラーモデルやニューヨーカーモデル、000モデル(オーディトリアム)などはピッタリとしたハードケースを見つけるのがけっこう難しいので、専用のものが用意されているものを選択されることをお勧めします。ギターの保管にハードケースは必需品ですから。

【不本意ながら、「吊り上げ」対策について少々…】
「吊り上げ」というのは一般の入札者に交じって出品者自ら(別ID)、もしくはその仲間が入札に参加し、一般入札者の競争心を意図的に刺激して、入札金額を上げていくことです。これは特定が難しく、WEBでも検索して調べてください。疑惑の世界ではあるのですが、どうにもそれを否定しきれないことがあります。そのいくつかのパターンとしてよく言われるのは次のようなことです。
「低評価、もしくは新規の者が入札に多く参加して、少しずつ金額を上げていく」
「終了五分前にいきなり入札者が殺到する」
「終了間際に低評価、新規の入札者がいきなり現れ、様子を見るように頻繁に少額で上乗せ」
「最小単位での入札(千円単位)が頻繁に続く。鼬ごっこ」

…まあ、書いていてこれは自分でも気分が悪くなりますのでこの辺にしますが、「吊り上げ請負」のグループがいるとか、上記のこともあちらこちらで言われていることです。ですが、これが「吊り上げ」と特定するのは非常に難しいです。そうした行為に乗らないためには、自分の入札限度を決めておいて、それ以上になれば残念ながら次の機会を待って、諦めるってことくらいしかないですね。そもそもが疑念の域を出ないことなのですが、長年ヤフオクを利用している身としては確かにそうしたことが増えていると感じるのは事実。フリーマーケット的なものからモロ「商売」の場に変わってきたということでしょうか。くれぐれも入札競争で熱くならないように。冷めた時の後悔はつらいですよ(経験者…)。

とはいえ、ヤフオクは、欲しかったけど一般の店舗には流通していない物、意外な掘り出し物、昔の名品などが手に入る機会のある場ですから、積極的に利用したいですね。まあ、お金の絡むことですし、お互いの顔が直接見えない取引になりますから、ある程度は「ご用心」されるのには越したことありません。そのうえで、楽しく利用しましょう。私は定期的に色々なギターを眺めては楽しんでいます。

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