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Darco ミニギター DM-010


この"Darco(ダルコ)"というブランドをご存知、というか「聞いたことがある」という方は私と同じオヤジ世代でしょうね。この"Darco(ダルコ)"はマーチンの子会社である名古屋の加藤楽器製作所が持っているブランドで、東海楽器みたいにマーチンのライセンシーとしてOEMに対応していたんじゃないかと思います。ちなみに「加藤楽器製作所」というのも、WEBで調べて思い出した程度で、それほど詳しく知っていたわけではありませんが、"Darco(ダルコ)"と言えばマーチン弦を作っていたと記憶しています。確か今はもう作っていなくて、"Darco(ダルコ)"と表示してあったのはメキシコを拠点にしているマーチンの子会社で、これは日本と関係なかったと思います。で今は"Darco(ダルコ)"でマーチンの弦は作っていません(の筈…)。このダルコの弦、けっこう安かったのでお財布に優しかった記憶があります。今販売されているものは流通在庫品でしょう。

で、ミニギターが欲しいと思って、ヤフオクを探していました。ミニギターがあればいつでもすぐそばにギターを置いておけるので、すぐに弾けると思ったからです。そのあたりのことは本サイトの「これからギターを始める方に♪」という「大きなお世話的コンテンツ」に書いてありますので、ご参考までにどうぞ。で、色々なメーカーからミニギターが出ているのですが、S.ヤイリのものが比較的評判が良さそうなので候補の一つに絞って、アマゾンやヤフオクを探していたのですが、ヤフオクを見ていたら、このミニギターが目に入ってきました。ライティングが強い画像で、ちょっときれいに見えすぎたので、ウーン…、とは思ったのですがブランドが"Darco(ダルコ)"であることに少々驚きました。「えっ、ダルコがこんなの作っていたんだ」、ということは、あのマーチンを製造したことのあるところが作ったミニギター…。値段も安かったので、音さえ出ればいいやと割り切って落札しました。多分、一般の人には「素性の知れない安っぽいミニギター」と見えたのではないでしょうか。画像と説明がいい加減すぎるので。実際はきれいなサンバースト(ナチュラルもあるみたい)だと思いますが、そこがよく分からない画像でした。

Darco ミニギター DM-010 で、届いたこのダルコ・ミニギターを見て、驚きました。何に驚いたかというと、まずギター本体が汚いことです。長い間、倉庫かどこかにホッタラかされていたのでしょう。ジュースかソースか何かがこびりついているような汚れや、煤っぽい汚れなどでひどい状態。だからハイライトで画像を取っていたのか、と思いたくなるような汚れ方です。もうひとつ驚いたのは、汚れは汚れとして、その作りが通常のアコギ並みにしっかりとしていることです。ネックや中のブレイシングなど、通常のアコギとほとんど変わらない質感です。そしてペグはシャーラータイプのGOTOH製。ミニギターと侮れないクォリティ。トップは単板で、スプルースでしょう。サイドバックは合板でしょうが、マホガニー。指板はエボニーだと思います。このスペックは中級クラスのアコギじゃないですか。さすが、マーチンが認めた職人の作った(ミニ)ギターであると驚きました。

ボディーの汚れはとにかく長年の汚れでしょうからなかなかしつこいのですが、コンパウンドを使って根気強く磨いたら、なんと、ピカピカ状態に! キズも思ったほどありません。取り付けてあった弦はサビサビだったので真っ先に取り外しましたが、代わりにダダリオのカスタムライト弦を張ってみました。スケールは22インチですから約55cm。レギュラーチューニングにはちょっと微妙な長さ(58cmは欲しい)でしたが、構わずにレギュラーチューニングで合わせたら、もともとダダリオはややテンションが強い弦なので、バッチリ。「フレット音痴君」も許容範囲内。ミニギターでは構造上「音痴君」は仕方ないところでしょうが、それがほとんど気にならない。実に作りのよいミニギターです。ちなみに、ヤフオクで同じダルコのミニギター(こちらはキレイ。ソフトケース付)が強気の3万で出ていました。さすがに入札者がなかなか付かないので値引きしていましたが。しかし、少なくとも新品ならそれくらいの価値があるのではないでしょうか。

barcus-berry PU 音が小さいのは当たり前として、フィンガーピッキングでは中音域辺りで、マホガニー独特の甘い音を出してくれます。それに、このミニギターには買った時に"barcus-berry"のパッシブタイプPUが付いていまして、PUは要らないので外そうかと思いましたがけっこう強力な両面テープで貼り付けてあり、無理に剥がすと塗装まで傷めそうだったので、そのままにして、試しにアンプにつないでみたら、音が出ませんでした。ただ、パッシブだから簡単には壊れないはずと思い、ジャックをCRCでシコシコ掃除したら、音が出ました。ラッキー! "barcus-berry"のPUはバイオリンやマンドリンなどの小型の楽器を対象にしたPUでけっこうクォリティの高いブランドです。それが、おまけで付いてくるとは。出品者はご存じなかったのですかね、これ単体で売ってもそこそこの額で売れるのに。

当然ソフトケースも何もありませんが、手持ちのエレキ用ソフトケースを加工して専用のなんちゃってソフトケースを作ってやりました。もう、いつでも、ちょっと気になったフレーズを弾きたい時には、ギターを置いてある一階まで行かなくても、仕事場にしている2階で好きにギターが弾けます。もう、バッチグーです。エレキをやる人は"FERNANDES"のZO-3(ぞうさん)や、"PIGNOSE"のアンプ内蔵ギターなんか脇に置いておけばいつでもギターを楽しめます。オススメですよ。

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