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YAMAHA Image Standard


ヤマハ イメージスタンダード エレキギター このヤマハの"Image Standard(イメージスタンダード)"は、現時点で1本だけ所有しているエレキギターです。かつて、今よりも髪の毛の多かったときはやはりエレキ中心で楽しんでいましたので、アコースティックギターの出番は少なく、ギターコレクターではないのですが、ギターの工芸品としての美しさ(こればっか…)に惹かれる私としては、エレキギターも数本所有していました。当然、金の無い身で、経済的にはけっこうな負担を背負いましたが(若かったので)、飯を我慢してでもの覚悟で、ギターという趣味の世界で遊んでいました。所有していたエレキギターは確か…、5本ぐらいだったかな…。メインの大御所ギターは「グレッチ・カントリージェントルマン」、あとは「フェルナンデス・ストラトキャスター」「モラレスのフルアコ(貰い物)」「フェルナンデス・サンダーバード」「ヤマハ・SA2000(セミアコ)」、で、ギターではありませんが、バンドの都合でベースをやることもあったので「ハイゾーナス・プレシジョンベース」「ナビゲイター・プレシジョンベース」も持っていました。他にも何かあったような…。

ちなみに、ナビゲイターとは知る人ぞ知るESPの前身で、傷だらけのものを安く手に入れましたが、実にいい音でした。ハイゾーナスはマイナーですけど、コスパが高いブランドでした。私、バンドではギターをやりたかったのですが、ベースをやることの方が殆どでした。バンドやるっていうとボーカルとギターはいくらでもいるのに、ドラムとベースが不足気味。大事なパートなんですけど、地味ですからね。どうも、私の体形がそうなのか、野球やるとキャッチャーだし、バンドやるとベースになるし…。ベースって力がいるイメージがあるのですかね? 確かにチョパービシバシくれてやると、血豆ができて、プリングで人差し指に血豆ができると中指使って、それでまた血豆ができて、今度は薬指で…、って結局右手の5本の指全部、肉球のように血豆ができたことがあります。ハイ、肝心の"Image Standard(イメージスタンダード)"の話が進みませんので、余談はこの辺にして…。

このギターは、もうバンドもやらなくなってエレキを処分(売ったり、譲ったり)してしばらくはエレキギターのないギターライフ(長く休眠していましたから)だったのですが、アコースティックギターをまた楽しみ始めた時、バンドはもうやらないけど、ちょっと「なんちゃってブルース」で渋いフレーズを楽しんでみたいとか思いまして、色々なギターを検討したのですが、最初はセミアコでいこうと思ったのですけど、ヤマハのSA辺りを再びと思って探していたら、このエレキギターに出会いました。セミアコを小型にしてソリッドにしたようなフォルムがやけにカッコよく見えました。デザイン自体は特にどうということのない、実にオーソドックスな雰囲気を持っているギターなのです。そこが、かつて持っていたヤマハのSA2000に通じるものがあって、結局この"Image Standard"を手に入れてしまいました。

ヤマハ イメージスタンダード エレキギター 実際に手にしてみると、レスポールと同じく、表がメープル、バックがマホガニーの作りで、けっこう重い。で、肝心の音はというと、まあ、特に癖のある音でもなく、いたってオーソドックス。甘いトーンを持ったバランスのいい音で、「なんちゃってジャズ」なんかでも楽しめそう。まあ、エレキの場合は元の作りがしっかりしたギターなら、ある程度まで音はけっこう好きに作れますけど。ちょっと、ブルージーな雰囲気とは違うルックスと生音です。しかし、これはいい。色々な、まるでエイリアンのようなギターや派手なトラ杢を売りにしたギターが氾濫する中で、これはアコースティックギターにも通じるような作りのギターです。少し、控えめなトラ杢が出ているのもいい。なるほど、名前が"Image Standard"とは、言い得て妙、です。

このギターのコンセプトは「シンプル&クラシカル」で、「エレキギターの伝統性をあらゆる角度からリファインし、音楽性、オリジナリティの両面から追及」して作り上げたギターだそうです。「流行に左右されないハイクラスのユーザー層に向けてアピールできる、数少ないオリジナルギター」という宣伝文句にもちょっとくすぐられましたね。しかし、流行に左右されない、ということで、特にヒットはせず、1989年~ヤマハ イメージスタンダード エレキギター1994年のわずか5年間という短い製造期間で終了したモデルです。その意味では希少なモデルです。派生モデルとして"Custom"と"Deluxe"があったと思いますが、まず見かけたことはありません。トレモロアームやスイッチ類が増えているだけで、このプレーンなモデルが一番カッコいいですね。

ヤマハもオリジナルのピックアップを搭載するなどして気合を入れていたようですが、やはり、エレキギターはステージで映えるデザインが受けるのでしょう。トラッドなモデルならフルアコとかセミアコがある程度の渋い趣味をお持ちの方には受けるのでしょうが、これはその意味では中途半端なソリッドモデルとして市場の中で消えてしまったエレキギターです。しかし、そこがいいのです。TVのウイスキーのコマーシャルで「何も足さない、何も引かない」というコピーがありましたが、まさにそんな感じのエレキギターです。クオリティは高いし、けっこう高級っぽい質感のあるエレキギターです。

おそらく、エレキギターをこれ以上買うことはない(多分…)でしょうけど、アコースティックギターたちの中に交じっても違和感のない雰囲気を持っています。まさに「飽きの来ない」デザインとは、このようなもののことでしょう。おそらく、こんなエレキギターにはもうお目にかかれないと思います。

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